自己投資方法15選。おすすめなものとそうでないものをハッキリさせよう

ビジネスで成功したいのであれば自己投資は欠かせない。自己投資とは、自分が成長するためにお金や時間を投資することである

自己投資には実に様々な方法があるが、ビジネスの観点から考えるとその良し悪しはだいぶ変わってくる。今回は自己投資の方法として一般的に挙げられているものを15個紹介し、それらがビジネスの観点から見た場合にどれだけおすすめかを解説してみたいと思う。

おすすめの自己投資方法15選

この記事では、合計15個の自己投資方法を「おすすめ度」として5つ星評価しているが、これはあくまでビジネス的観点に基づくものであるということを理解しておいてほしい。

(人生を豊かにするための自己投資と、ビジネスでお金を稼ぐ力を付けるための自己投資は必ずしも一致しない、ということ。)

1. 本を読む

定番の自己投資方法の1つ。特に説明は不要だろう。目立ったデメリットもなく、低いコストで知識を付けることができる。自己啓発系の本を読めばモチベーションも高まる。

紙の本にするか、電子書籍にするかという選択肢があるが、基本的には電子書籍を使った方があらゆる面でパフォーマンスは高い。本の種類によっては紙の方がいい場合もあるのでその都度選択すればいい。

ちなみに筆者はKindle Paperwhiteと、スマートフォンのKindleアプリを併用して2つのデバイスで読み進めている。(Kindle Paperwhiteを持ち歩いていなくてもスマホで読める。)こういうことができるのも、電子書籍の特徴だ。

本は様々な恩恵をもたらしてくれるが、本を読んでいるだけでビジネスで成功できるかというと微妙なところなので、他の自己投資方法も同時進行させていきたい。

2. ネットで情報収集する

ネット上のブログやサイトを読んでインプットする、という方法もある。本と似ているが、ほとんどお金がかからない点で勝り、情報の良し悪しが判別しにくいという点で劣る。

新鮮度の高い情報は、人づてやネットでしか得ることはできない(テレビでは遅い)。しかし、大量のノイズが飛び交う中から真の価値ある情報を取り入れるには、高いメディアリテラシーが必須となる。これには得意不得意があって、成功してる人が必ずメディアリテラシーを持っているわけではない。

そういう意味では、ネット上にある有料のメディアサイトを利用するのもアリだ。もちろん、「有料=優良」であるとは限らないが、誰でも書けるブログやサイトなどに比べればその信頼度は高まる。

トレードオフという概念

何かリターンを得たいと思った場合には、それと同等のリスクを負わなければいけない。古事成語の「虎穴に入らずんば虎子を得ず」ではないがリターンが大きければ大きいほど、リスクも大きくなるのが世の常である。

投資の世界ではこれを「リスクとリターンはトレードオフの関係にある」というが、これは自己投資においてもいえることである。リスクのない自己投資では、自己の大きな成長というリターンを得るのは難しい。

誰にでもできることをやっても、他の人から突き抜けた人物にはなれない、ということである。そして、他人と比べて秀でているものがないと、成功はどうしても難しい。

世の中には成功するため、恐れずリスクを取りまくる人も多い。そしてそういう人の中のほんの一部が成功者になる。過度なリスクは失敗を招くが、最低限のリスクすら取れない人は、成功するための土俵で戦うことを放棄してるのと同じだと認識しなければいけない。

3. 資格を取る

資格取得は定番な自己投資の1つだ。資格を取ればスキルアップにもつながるし、転職の際の印象もよくなる。自己ブランディングにもつながるだろう。

ただ、ビジネスを行う上で必ず資格がいるかというとそんなことはない。もちろん、ないよりあった方がいいが、べつに何の資格も持ってなくてもビジネスで成功することはできる

こんな話も見つけた。

儲かる資格といえばまず弁護士を思い浮かべる方も多いと思います。しかし、儲かる資格の代表でもあった弁護士でさえ最近は仕事の依頼が少なくなり、廃業する弁護士が増えているのが現実です。

弁護士の数が増えすぎた、不況で訴訟の依頼が減った、などと理由はありますが、国内有数の難関試験をパスしても仕事がなければ役立つ資格、儲かる資格とはいえません。

資格だけで食える時代は終わり、生活のために弁護士のバッジを外す者さえ現れたということです。

出典:本当に役立つ資格、全く役立たない資格

弁護士でさえ職にあぶれる時代。同じような理由で仕事に繋がらない資格がどれだけあるのだろうか。これから何かの資格を取ろうとしている人は、その資格を取ることが本当に自分のビジネスに役立つのだろうか、ということをきちんと考えてから行動に移った方がいいだろう。

4. 外国語を習う

これも定番の自己投資の1つ。ここでは「外国語」と大きく括ったが、基本的には英語だろう。ビジネスシーンでも英語が役立つ場面はある。海外に渡航することが多い人なら、ある程度の英語スキルは必要不可欠になるだろう。

しかし、日本で完結するビジネスをしている人の場合、英語を話せる必要性はそこまで高くない。というか、低い。べつに英語が話せなくてもビジネスで成功することはできるからだ。

これも資格と同様、仕事上必須になる場合以外スルーしていい自己投資の方法だといえるだろう。

「とりあえず資格を」「なんとなく英会話」に要注意

自己投資として、特に明確な根拠もなく資格を取得したり、英語の勉強を始めたりする人をよく見る。

これには「そのうち役立ちそうだから」、「ないよりあったほうがいいから」などの曖昧な考えが理由として考えられるが、そのほかに「費用がそこまでは高くない」ということも一つの要因になっている。実は、これが意外に厄介な問題だ。

というのも、お金はそれほどかからないが、時間はしっかりかける必要があるのだ。そのうえ、かけた時間(コスト)が長期的な収入(リターン)につながることはない。

資格があっても英語が話せても、それだけではお金は生まれないし、行動力があがることも、アイディアが生まれることもない。結局は労働が必要になる。つまり、時間と労力というコストがかかる状態を打破するのには役立たないということだ。

そもそも投資というのは明確な目的と、利益を回収する見込みをもって行うものだということを忘れてはいけない。

5. 健康に投資する

起業家にとって自分の体は命。特にビジネスを始めたばかりのうちは、たった数日のダウンが事業に大きく影響する。半年も倒れていれば事業は破綻する。健康への投資は、おすすめ、というより必要不可欠なことだといえるだろう。

また、健康でいることは、自分のパフォーマンス(生産力、成長速度)とモチベーションを最大化させることにつながる。逆に体調が悪い状態が続けば、身体だけでなく精神までむしばまれ、悲観的・消極的・保守的になってしまう。

健康を維持するには、定期的に検診を受ける、体力づくりのためにジムに通うなど、お金のかかるものもあるが、バランスの取れた食生活を送る、睡眠時間をしっかり取るなど、精神面が重視されるものもある。できれば両立を目指したい。

6. 身だしなみに投資する

ビジネスをしていると初対面の人と会う機会がとても多い。初対面の人との交流において、外見はとても重要である。あなたは格好がだらしない人と一緒に仕事をしたいと思うだろうか。

外見に気を配れない人は、きちんと気を配っている人に比べチャンスを逃しやすい。髪型、衣類、美容。これらに対するある程度の投資は必要不可欠である。ただ、度が過ぎると浪費となってしまうので気をつけたい。

消費・浪費・投資の違いとは?

お金の使い方は3つに分けられる、とよくいわれる。すなわち、消費・浪費・投資だ。この3つのお金の使い方の違いを簡単な式で表すと、以下のようになる。

  • 消費:使ったお金 = 得られるもの
  • 浪費:使ったお金 > 得られるもの
  • 投資:使ったお金 < 得られるもの

ただ、これら3つの線引きは非常に曖昧だ。

ビジネス初心者には「すべて自己投資だ!」などといって次から次へと情報商材を買ったりビジネススクールに参加したりするような人たちがいるが、これは残念ながら自己投資ではない。ただのギャンブルである。

7. ツールに投資する

日々、テクノロジーは目覚ましい進化を遂げている。今や誰もが持っているスマートフォンだって、少し前までは存在しなかった。

優れたツールは生産性、ビジネスの可能性を一気に高めてくれる。スマートデバイスやカメラなどのハードウェア、あるいは文書作成やWeb制作等のソフトウェアなど、ビジネスに役立つツールには積極的に投資していくべきだろう。例えば、前項の本と重なるが、電子書籍リーダーは比較的安価で高い効果が見込めるビジネスツールといえる。

ただ、便利なツールがないと絶対に成功できないということはない。自己資金に余裕がなければ、他のものに投資した方がいいだろう。

8. 休暇や娯楽にお金を使う

人間はロボットとは違い、四六時中ずっと仕事をし続けることはできない。どんなにモチベーションが高い人でも休息は必要になるし、休息を取らなければパフォーマンスが悪くなる。名だたる経営者の中にも「息抜き」の大切さを説いている人は多い。

マッサージを受けて体をほぐす。温泉に行ってリラックスする。おいしい料理を食べたり、お酒を飲んだりする。映画やコンサートを楽しむ。方法は何でもいい。とにかくこういったことを日常生活の中へ取り入れる。

ただ、あまりに頻度が高すぎると投資ではなく浪費になってしまうので、仕事とのバランスは考えたい。

9. 人が集まるところに参加する

これも定番な自己投資の1つである。ビジネスでの成功に人脈は欠かせない。直接的なチャンス(好機)をもたらしてくれるのは、いつだって自分以外の誰かである。

価値ある人脈を築くことができれば、人脈のない人に比べ多くのチャンスに巡り合うことができるようになる。

アフィリエイトや転売などのネットビジネスには人脈ゼロでも行えるものがあるが、それでも良質な情報が自然と流れてくるよう人脈は作っておいた方がライバルたちと競争する上では有利だ。

株やFXなどの投資でもそれは変わらない。どんな世界でもコネクションを持っている人間が強いというのは、もはや説明するまでもないだろう。

異業種交流会などのビジネス色の強い会合に参加すれば、モチベーションの高い人物と知り合うことができる。他にも、ボランティア活動サークル活動など人脈を増やす方法はたくさんある。もちろん、やみくもに参加しても効果は低い。自分が親しくなりたい属性の人たちが集まりそうなところに参加しよう。

10. 会いたい人に会いに行く

「8. 人が集まるところに参加する」に似ているが、こちらは特定された個人が対象である。ビジネスの世界では、一流の人と一般の人との距離が意外と近い

ある程度名が知られている人でも、その人物の開催するセミナーに参加したり、あるいはSNS等で直接連絡をとったりと、その気になれば会うことができることが多い。

多少のお金が必要になる場合もあるが、その人に会うことで得られるものが多いと思うのであれば、会ってみる価値はある。

おそらく、その人はあなたのことを一人の顧客として扱うだろう。だが、顧客として見られることに抵抗を覚える必要はない。その人を含め、今成功している人の多くも、かつては誰かの顧客だったはずである。

11. セミナーに参加する

自己投資という言葉を聞いてセミナーを思い浮かべる人もいるだろう。セミナーと一口にいっても、そこには様々な種類がある。メジャーなものでいえば、自己啓発、投資、語学、税金、ライティング、コミュニケーションなどだ。自分が興味ある分野のセミナーに参加すれば、その分野への理解を一層深めることができるだろう。

もちろん、知識をつけるだけなら本やネットでこと足りる場合もある。ただ、セミナーでは本やネットでは得られない副次的な効果を期待することができる。それは人脈拡大、新しいビジネスのチャンスの獲得、そして何よりモチベーションの向上だ。本を読んでもモチベーションは高まるがセミナーに参加した時ほどは高まらない。

12. 塾・スクールに参加する

自己投資の方法として、起業塾やビジネススクールに参加する、という方法もある。セミナーに比べお金がかかるが、教材が用意されていたり、こちらから積極的に質問できたりするので成長は早い。

投資っぽい言い方をすれば、セミナーよりリスクが大きい分リターンも大きい、といったところだろうか。

ただ、入会金が異様に高いわりに内容が薄い塾やスクールも多いので注意が必要である。

13. コミュニティに参加する

起業塾やビジネススクールとは違い、コミュニティという形で交流に重きを置いた学びの場を提供しているところもある。幅広い情報が手に入れやすく、人脈も広がるので個人的には塾やスクールよりオススメだが、こちらも価格と内容が釣り合っていないものが多いので注意したい。

コミュニティの良し悪しを判断する方法

セミナーや塾・スクールの場合だと、入会するまで内容の良し悪しを判断するのが難しいが、コミュニティの場合は規模の大きさ(参加者の数)を選定の基準にすることができる(どんなに宣伝に力を入れても、粗悪なコミュニティに多くの人は集まらないからだ)。

たとえばGrand Reportでは投資を学びたい人のために「コツコツ」というFXコミュニティを紹介させていただいているが、このコミュニティには実に2,000以上の人が参加している。

世の中にFXを教える塾・スクール・コミュニティはたくさんあるが、その中でコツコツが頭1つ抜きん出ることができたのは、「勝てるノウハウを提供している」「生涯サポートを約束している」「会員同士の交流の場を多く設けている」など価格以上のサービスを提供しているからだ。投資に興味がある人はぜひチェックしておきたいコミュニティだ。

全国2,000人が所属するFXコミュニティ「コツコツ」とは?|FX SQUARE

14. コンサルティングを受ける

ビジネスに行き詰まってしまった時や、どうしても自分では解決できない問題が出てきたときは、その分野に精通したコンサルタントに話を聞くこともできる。セミナーに比べお金がかかるが、より具体的な対処法が聞きたい場合には役に立つだろう。

ただ、ビジネスの世界には主だった実績もないのにコンサルタントを自称し、高額なコンサル料を取っている人間も多い。このような人たちに話を聞きに行っても値段以上のリターンは得られない。話を聞く相手は慎重に選ぶ必要があるだろう。

15. 周りの人のためにお金を使う

「人のために」と言っている時点で自己投資ではないが、家族や友人、あるいは仕事関係の人、先輩後輩など、誰かのためにお金を使うことは、お金の使い方として正しい選択だ。

人に与えた恩というのは巡り巡って自分の元に帰ってくる。稼いだお金を自分のためにしか使わずケチケチしている人よりも、人のために気前よく使える人の方が印象がよく、信頼され、必然的にチャンスにも恵まれやすくなる。

まとめ

今回はさまざまな自己投資の方法をビジネス的な観点から紹介してきた。いかがだっただろうか。

これは自己投資に限ったことではないが、実際に行動を起こさなければ何も始まらない。記事中にリスクとリターンの話をしたが、行動するというリスクを負わなければどんなリターンも得られないのである。

そういう意味では、とにかく行動してみることが最も優先すべき自己投資といえる。最初は無理にでも行動してみて、行動することを習慣づけ、瞬発力を上げる。記事中の表現を用いれば「チャンス+++」だ。

また、すでに習慣づいていることをやるよりも、普段自分がやらなそうなことをやるほうが、成長幅はぐっと大きくなる。

本を読むなら、普段自分が読んでいるものよりもう一回りレベルの高いものに手を伸ばしてみる。セミナーなどに抵抗があるなら、あえて勇気を振り絞って参加してみる。こういった、ある意味で「痛みを伴う行動」の繰り返しが、成長した自己と、行動できる自己を作り出していく。

凡人はリスクを嫌い、現状維持を好む。凡人の域を出たいなら、積極的にリスクを取り(あくまでも適切に)、自ら現状を変えていける人間にならなければいけないのだ。

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