自己投資とは? ビジネスで成功するためには具体的に何をするのがおすすめか

ビジネスで成功するためには自己投資が欠かせない。でも、自己投資とは具体的にどういうことなのだろう。この記事では、まず自己投資という言葉自体の解説を行った後で、おすすめの自己投資方法を紹介していきたいと思う。

自己投資とは?

お金は使ったらなくなる。お金を使えばその価値に相応するものを手に入れられるが、基本的にはそれきりだ。焼き肉屋でどれだけ美味しいお肉を食べたり、キャバクラでどれだけ綺麗なお姉さんとお酒を楽しんだりしたとしても、その時得られた満足感は何日かすれば綺麗さっぱりなくなってしまう。

もちろん、お金を使って得られるものの中には長く使っていけるものもある。たとえば、衣類、車、住居などがそうだ。しかし、これらも結局は消耗品である。時間の経過とともに価値が下がり、いつかはゼロになる。ただ他より息が長いだけで、いずれはなくなる。

しかし、世の中には「お金は使ったらなくなる」という原則に反するものがある。それどころか「お金を将来的に増やす」使い方もある。たとえば知識や技術といったものは、一度身に着けてしまえばそう簡単にはなくならない。それをベースに、お金を増やしていくこともできる。

つまり知識や技術を身につけるためにお金を使うことは、将来得られるであろう大きなリターンに対して行う投資、それも自己を対象とした自己投資なのだ。

たとえば、ビジネス系の本を読んだりセミナーに行ったりすることは自己投資のわかりやすい例だと言える。他にも、永久脱毛などをして毎日の髭剃りの時間を減らし、そこで生まれた自由時間の積み重ねが将来の稼ぎに繋がるのであれば、これも立派な自己投資だといえるだろう。

自己投資の具体例

さて、自己投資という言葉の意味合いはなんとなくわかっていただけただろうか。今度は、自己投資の具体的な例を紹介してみようと思う。

1. 読書に投資する

自己投資、という言葉を聞いた時に、自己啓発系の本を思い浮かべる人は多いだろう。たしかに、本というのは最もわかりやすい自己投資の1つだ。

様々な本を読めば知識の幅が広がるし、逆に1つのジャンルに絞って読めば、よりそのジャンルへの理解を深めることができる。もちろん、様々な人の本を読んで、新しい価値観や考え方に触れるのも面白い。

読書を自己投資として考えた場合の、他の自己投資にないメリットは、とにかく投資額が安く済むということだ。たった500円とか1,000円で、あれだけの分量が読めるのだから、かなりパフォーマンスはいい。よほど変な本を選ばなければ、元は取れる。つまり失敗しにくい投資であるといえるだろう。

多少お金はかかるが、読書で大幅な自己成長をしてみたいと思っている人は、「何か気になる本があったらすべてとりあえず買ってみる」というくらいのスタンスで本を買い漁ってみてもいいだろう。多少金額がいくだろうが、長い目で見ればきっとプラスになる。

もちろん、本をなかなか最後まで読み進められない人は、この方法はおすすめできない。その症状が感じられた段階で、本のレベルを下げるか、他の方法をとった方がいいだろう。

2. 人脈拡大に投資する

人脈は人生においても財産になるが、ビジネスにおいても財産になる場合が多い。というより、ほとんどのビジネスは人脈がなければ不利になる。人脈がなくてもできるビジネスは、どうあがいてもスモールビジネスの域を出ることはできないといっても、過言ではないだろう。

正直、人脈は質を問わなければ簡単に作れる。たとえば、バーに通ったり、英会話に通ったりするだけで、自然と人の脈は広がっていく。ただし、自己投資をしたいと思っている人が欲する人脈は、このようなものではないだろう。将来、あなたに利益をもたらしてくれる人脈は、このような場所ではなかなか手に入らない。反感を買う覚悟で言うが、お金をかけずに得られる人脈など、たかが知れているのだ。

もしあなたが、自己投資として人脈拡大を行いたいと思っているのであれば、ある程度の出費は覚悟する必要があるだろう。セミナーに行ったり、パーティに参加したり、コミュニティに参加したりと、お金を使う場所に出て行く必要がある。

もちろん、こういったことにお金を使い始めると、出費はみるみる増えていくだろう。だが、その分あなたの人生の質を高める人たちに出会える可能性も高くなる。投資の世界では、リスクとリターンは等しい関係にあるとよく言われるが、それに近いことがここでも言えるだろう。

3. ステータス向上のために投資する

私は上で、「衣類や車や住居は消耗品だから、これらを買うことは自己投資ではない」というような言い方をしたが、場合によってはこれらのものが自己投資になる場合もある。

たとえば、高層マンションの最上階に住むとする。タワマンの最上階なんて、一般的な感覚からすれば贅沢でしかないが、あなたにとっては違うかもしれない。良い空間で生活することによって仕事のモチベーションが大きく向上したり、「そこに住んでいる」というステータスがビジネスに良い影響をもたらしたりするのであれば、それはただの贅沢ではなくなる。立派な自己投資だと言えるだろう。

「自己投資」と「浪費」は紙一重?

この例のように、そのお金の使い方を「自己投資」とみるか「浪費」とみるかは、当事者であるか否かで異なる。たとえば、好きな女の子を振り向かせるためにオシャレな髪型にしたり良い服を買ったりすることは、本人にとっては「自己投資」である。しかし、その恋愛を無謀なものだと思っている人からすれば、かなしいかな、彼のお金の使い方は「浪費」なのである。

そのお金の使い方が「自己投資」か「浪費」かなんてのは、正直、解釈次第だ。もちろん、自分と周りの解釈のどちらを尊重すべきかといえば自分の方だが、あまり自分の解釈を尊重しすぎてしまうと、「自己満足」だとか「自己正当化」などと呼ばれるものになってしまう。ある程度の客観性はどうしても必要なのである。

4. 見た目の向上のために投資する

ビジネスシーンにおいて見た目が重要になる場面は多い。見た目の向上、というと女性の話にも思えそうだが、ビジネスを行うのであれば、男性も身だしなみはしっかりした方が良い。度を超えてダサい人や不潔そうな人と、進んで仕事をしたいと思う人はいないだろう。見た目に気を使わない人は、気を使っている人に比べチャンスを逃しやすいのだ。

5. セミナーに投資する

読書と同様、自己投資という言葉を聞いてセミナーを思い浮かべる人もいるはずだ。

だが、一口にセミナーと言っても、その種類にはさまざまなものがある。ビジネス、自己啓発、美容、投資、税金対策……。中には、女性の口説き方セミナーなんてものもある。初めてその広告を見たときは「こんなの誰が行くんだよ」と思わず突っ込んでしまったが、その筋に詳しい人に聞いてみると結構繁盛しているらしい。

まあ、女性の口説き方セミナーはともかくとして、セミナーへ自己投資をするのはとてもおすすめだ。その分野の知識が学べる、すぐに使えるテクニックが学べる、というのは本と同じだが、やっぱり生で話を聞けるのは良い。臨場感が違うし、得られるモチベーションの度合いも違う。また、思いもしない人脈が広がったりなど、副次的な効果もある。

私もセミナーにはよく行くが、セミナー後に懇親会が開かれるような場合は積極的に参加している。懇親会に参加すると、チャンスに巡り合える可能性が高まるからだ。

もちろん、セミナーは本に比べお金がかかる。まともなセミナーに行こうと思うと、安くたって3,000円くらいはするだろうし、移動をしなければいけない分、手間も増える。そしてセミナーはせいぜい数時間で終わる。まあ、数時間で要点を学べるのがメリット、と考える人もいるだろうが、いずれにせよ本の方がコスパがよく長持ちするのは間違いない。

ただ、セミナーでは本を読んでも絶対に得られないものを手に入れることができる。しかもそれは、ビジネスで成功するためには絶対に必要なものだ。たとえば以下のようなものが、それに当たる。

  1. 価値ある人脈
  2. 一般公開されていないおいしいビジネス案件
  3. 稼げる人間のマインド

1、2はともかくとして、3は読書でも手に入れるだろう、と思うかもしれない。しかし、それは無理だ。たしかにマインドに関する本を何冊か読めば”わかった気”にはなれる。でも、本当に”わかる”には、そういうマインドを持った人間の話を実際に聞いてみるしかない。リアルで話を聞いてみて、初めて「あ、これか」とわかる。百聞も百読も、一見には遠く及ばないのだ。

もちろん、セミナーに行けば上に書いた3つが手に入るとは限らない。世の中には体裁ばかり整っていて内容の残念なセミナーも多い。ほとんどの場合、手に入らないだろう。

ただ、動かなければ手に入らない。それは間違いないことだ。「虎穴に入らんば虎子を得ず」ではないが、リスクを負わなければリターンは得られない。これは投資の鉄則だ。自己投資も投資なのだから、リスクを負って、初めてリターンを得るチャンスが生まれる。

たしかに、読書や見た目への投資は、成功を掴み取る上では欠かせない。でも、それだけでは足りないのだ。

まとめ

今回は、自己投資について書いてきた。いかがだっただろうか。

ビジネスで成功するために自己投資は必要不可欠だ。だが、自己投資であれば何でもいい、というわけではない。株や不動産などの投資商品にも良いものと悪いものがあるように、自己投資にも良いものと悪いものがある。悪いものに投資し続ければその先に待っているのは破産だけだ。投資というものは本来プランを立てて行うものである。これを忘れてはいけない。

もう少し具体的に話そう。これは稼げていない人たちにとても多いのだが、セミナーや情報商材に片っ端からお金を払って、「すべては未来に繋がる投資だから」と開き直っている人がいる。あるいは、思考が完全にストップしてしまっている人がいる。

べつに私は、彼らの価値観や考え方を否定したいわけではない。だが、残念ながら、彼らがしているのは投資とはいえない。「どれか当たる」「いつか当たる」と信じて宝くじを買いまくるようなものである。つまりギャンブルだ。投資とギャンブルは全然違うものだが、その境界線はひどく曖昧だ。本人は投資をしていると思っていても、実際はギャンブルになっているというケースは株の世界でも多い。

自己投資という言葉を自分の行動の正当化のために使っている人も多い。これはとてもナンセンスだ。自己投資という言葉は、たしかに聞こえがよく便利だ。どんな文脈でも、その言葉を使えばそれっぽく聞こえる。だが、そのような使い方をしているうちはビジネスでは絶対に成功できない。

優れた投資家はきちんと調査をして、戦略を立て、根拠を持って投資を行う。自己投資だって「投資」なのだから、”ノリ”や”勘”ではいけない。もちろんそれでうまくいく場合もある。だが、基本は上手くいかない。皆さんの周りには、ギャンブルが好きで人生がうまくいっている人がどれだけいるだろうか? 私の周りには1人もいない。

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